江雪 柳宗元
千山鳥飛絶
万径人踪滅
孤舟蓑笠翁
独釣寒江雪
書き下し文
千山鳥飛ぶこと絶え
万径人踪滅す
孤舟蓑笠の翁
独り釣る寒江の雪
訓読
せんざんとりとぶことたえ
ばんけいじんしょうめっす
こしゅうさりゅうのおう
ひとりつるかんこうのゆき
現在語訳
どの山にも鳥の姿をみなくなり
どの道にも人影はないほど寒い
孤舟に乗った蓑と笠をつけた老人が
独り雪の降る中釣りをしているのみだ
押韻
「絶」「滅」「雪」
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