贈内    李白

三百六十日
日日醉如泥
雖爲李白婦
何異太常妻


書き下し文

内に贈る

三百六十日
日日醉ひて泥の如し
李白の婦爲ると雖も
何ぞ太常の妻に異ならん


訓読

つまにおくる

さんびゃくろくじゅうにち
ひびよいてどろのごとし
りはくのよめたるといえども
なんぞたいじょうのつまにことならん


現代語訳

一年三百六十日
私は毎日泥のように酔っている
これでは李白の嫁といっても
太常の妻と何が違うというのか(太常の妻と同じではないか)


押韻

「泥」「妻」